最近話題となりメディアでも取り上げ始めている「HSP」。日本人の5人に1人がHSPと言われています。
あなたの周りにいる人(若しくはあなた自身)でもHSPで困っている人がいるかもしれません。
今回はそんなHSPについて理解を深めてくれる書籍を厳選してその特徴と共にまとめました。
HSPについて理解が深まるおすすめの本
私自身がHSPかもしれない?と思った時に始めて買った本です。
この本の中に「自己診断テスト 」があるので、自分がHSPかも?と思われる方はまず自己診断してみることをお勧めします。
関連記事: HSPとは【自己診断】でまずは確認。あなたのその繊細さは”HSP”かもしれない。
更にHSPについて「障害」ではなく「能力」としてとてもポジティブな側面を丁寧に書いてくれています。
例えば・・・
一度の多くの情報を収集できる
ゆっくり、多角的に考えられる
共感力が高く、気配り上手
などなどもっと多くの「能力」に焦点を当てたことが書かれています。
また第3章では、『鈍感な人たちとうまく付き合うには』ということが書かれていますが、ここではHSPとしてもっと生きやすく生活するための具体的なアイディアが書かれています。一部分だけあげると・・・
周囲の人に自分がHSPであることを伝える
休憩や散会の時間を事前に伝えておく
言葉の洪水に溺れないように会話中に休憩をとる
などなど。とっても具体的なアイディアが書かれています。
そしてHSPの人ってとてもストレスを感じやすい体質だと思います。私もそれが原因で胃腸を壊しています。この本の中にはそのストレス対策となる具体的な活動のアイディアもあげられています。
インスピレーションを与えてくれる活動
外交的になるエネルギーを与えてくれる活動
過度に刺激を受けた時にするお勧めの活動
そして私はこの一言に救われました・・・
あなたは、「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。
敏感さは、愛すべき「能力」です。
追記:『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』についてもう少し詳しくレビュー書きました。
続いての本はこちら↓
全部で58ものHSPのケースが書かれているのですが、その全てのケースについて「セルフケアのコツ」というアイディアが紹介されているんです。
例えば
小さな音が気になって仕事や勉強に集中できない
というケースに対しては
ノイズをカットできるイヤホンを使う
ラジオやBGMをかけて雑音を打ち消す
他の感覚の刺激に集中する
などの「セルフケアのコツ」が紹介されています。
これが58個も。
個人的にはこのケースは当てはまらないなっていうのが1/3くらいはあったと思いますが、漫画タッチだったのでとても読みやすかったです。
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)
著者の方自身HSPで悩まれていた方で、理解者であるからこそ心に響くものがあります。この本ではHSPの人こそ外に出ようという趣旨で書かれていて、HSPの人が外に出ていくためのヒントが書かれています。
またHSPの『特質』に焦点が描かれており、HSPは『才能』として捉えられています。必ず適職というものが存在すると。
この本は途中4コマも入っていたりしてとても読み進めやすいです。この本の冒頭にも23項目のチェックリスト(HSP度チェック)が収録されています。
そして
瞑想による心と頭の整え方
他人との距離の取り方
自分軸で考える方法
など具体的なメソッドが提案されています。
個人的には『自分軸』という言葉、考え方がとてもヒントになりました。HSPの方は相手との境界線が低くどうしても『他人軸』で考えがち。でもそこを意識して『自分軸』に持っていく。
以上私が「あれ、自分ってHSPかも?」と思った時に一気買いした4つの書籍です。
どの書籍でも共通しているのは、HSPをとてもポジティブに捉えているところ。それは才能だと。その気質は活かせると。
HSPとの付き合い方をよく理解して、その気質を活かせる「場所探し」というのも大切なんだということを学びました。
今回ご紹介したHSP関連書籍一覧
さっこ
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