今日は「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」を読んだ感想を書きたいと思います。
この本は書店で見かけて立ち読みして即購入した本です。
HSP気質に含まれる58のケースが漫画とともに描かれていてとても読みやすい本です。
購入のきっかけは『共感』でした。
分かる分かる!と読み進めながら気づいたら購入していました。これまで漠然と抱えていたものが具体的に他人の言葉で表現されていて何だかとても“安心”しました。
『セルフケアのコツ』で気持ちがラクに
この書籍は十勝むつみクリニックの院長である長沼先生が書かれているのですが、58のHSPの気質に合わせて、長沼先生からの『セルフケアのコツ』が添えられています。
例えば・・・
大人数の集まりや飲み会が苦手で、いつも居心地の悪さを感じてしまう
と言う悩みに対してのセルフケアのコツは、
・飲み会は目立たず、動かず、角の方に座ろう
・親しい気のおけない人のそばにいよう
・疲れたらトイレに行き、一人だけの空間を楽しむ
さっこ
マイナス感情を解消する21日間のダイアリー
エピローグには『マイナス感情を解消する21日間のダイアリー』というものがあります。そこには「今日の出来事」と「感じたこと」を書く欄があり、日々感じたことをただ記録していきます。21日間!
この「感じたことを記録する」習慣というのが大事とのことで、気づかないうちに負の感情が蓄積されてしまわないように日々記録して発散することが必要なようです。
私もこの21日間のダイアリーを記録してみて、自分の感情を客観的に見る訓練になっているように思います。これって多分すごく大切なことで、辛い時でもそれを客観的に見れたり、頑張りすぎている時にもそれを客観的に見て、ちょっと休息した方が良さそうだなとか。自分で自分にブレーキをかけることができるようになりました。
読み終わっての感想
この書籍の感想は、とにかく読みやすかったです。HSPの1つ1つのケースが見開き1ページに収められていて、どんどん読み進めることができます。
私にとってはこの本の最後にあった「HSPとして生まれた使命と社会の中での存在意義」という項を読んだ時に自分の中でのパラダイムがシフトしたように思いました。考え方が180度変わったような。
これまでHSPというものはどちらかと言うと”障害”というイメージを持っていました。でもこの本を読んでHSPは特別な能力であって、さらにはこの気質を持って生まれてきたことには理由があってすべきことがあるんだ、とまで思うようになれました。
今こうしてブログを書いて発信するということもとても小さなことですが、自分にも何かできることがある、すべきことがあると感じられたことはこの本からの大きな収穫だと思います。
さっこ
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